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様々な代表値

フクロウ博士
さて資料を代表する値として、前回は相対度数を調べてみた。

ペンギン君
ほかにもあるんでしょうか?

フクロウ博士
そのとおり。実はほかにもいくつかある。それを今回証明しよう介していこう。

ペンギン君
はいお願いします。

平均値

資料を代表する物としてよく使われるのがこの平均値へいきんちです。
小学校でも習いましたが、平均値は
資料の総数をA、各資料を合計した物をS、平均値をDとすると、

     \begin{align*}D=\bunsuu{S}{A}\end{align*}

となります。

中央値

 資料を小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中になる数字を中央値ちゅうおうちといいます。
 例えば、

並び替え前並び替え後
3212
1215
2617
2219
1722
1926
1532

であれば、上から4番目の19が中央値になります。

 では、次の場合はどうでしょう。

並び替え前並び替え後
3122
2525
2228
2831

この場合ちょうど真ん中になる数字がありません。こういうときは真ん中の前後の数、今回では2行目の25と3行目の28を足して半分にした数、

     \begin{align*}\left(25+28\right)\div 2=26.5\end{align*}

の26.5が中央値になります。

最頻値

 資料の中で一番よく出てくる数字を最頻値といいます。

資料
5
2
3
2
3
2
5
2
4

 この資料では2が一番よく出てきています。つまり今回は2が最頻値になります。
 
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