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文字式の加法、減法

フクロウ博士
前回で文字a,bなどを導入したな。
ペンギン君
算数でなく数学になったんですね。
フクロウ博士
そうじゃ、では今回は文字を使った計算を考えていこう。
ペンギン君
むむ、難しそうですね。
フクロウ博士
そんな事はない、なれれば簡単じゃ。ではまず、足し算、引き算からいくぞい。

文字式の加法

文字式の入った加法を計算をしてみましょう。

     \begin{align*} &2a+3a\\ &=2\times a+3\times a\\ &=(2+3)\times a\\ &=5\times a\\ &=5a \end{align*}

2行目から3行目にかけて前回行った分配法則が使われています。

この式からわかるように同じ文字同士ならば数字をたすだけで計算することができます。

この同じ文字のことを同類項どうるいこうといいます。

文字式の減法

では、減法を見て見ましょう。

     \begin{align*} &2a-3a\\ &=2\times a-3\times a\\ &=(2-3)\times a\\ &=-1\times a\\ &=-a \end{align*}

減法も加法と同じように分配法則を使って計算することができます。

上の計算式からわかるように文字式の加法と減法は、同類項同士の数字の部分を計算することで答えを求めることができます。

加法、減法の混じった式

たくさん文字式が出てきたときでも、

     \begin{align*} &2a-4b+2c+3b-2c+7a\\ &=2a+7a-4b+3b+2c-2c\\ &=(2+7)a+(-4+3)b+(2-2)c\\ &=9a-b \end{align*}

という風に同類項を見つけそれの数字部分を計算することで答えを求められます。

 

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