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等式、不等式

フクロウ博士
一通り文字の入った計算をしてきたが、どうじゃ?
ペンギン君
小学校と同じところもあれば違うところもあってなんともいえません。
フクロウ博士
そうじゃの。だんだんと慣れていくごとにできるようになってくるはずなので、繰り返し練習をする必要があるな。
ペンギン君
ところで、今回は何をするのですか?
フクロウ博士
うむ、今回は原点に戻って指揮とは一体何かを考えようと思う。
ペンギン君
式は式じゃないんですか?
フクロウ博士
式にもいろいろな物があるのでそれをやっていこう。

等式

小学校からたくさんの計算式をやってきました。

     \begin{align*} &3+6=9\\ &(-4)+(-7)=-11\\ &6a\div 2=3a\\ &3(2h-6)=6h-18 \end{align*}

これらすべての式は=という記号を使っています。これはご存じの通り、左の式と右の式が同じであることを表す記号です。この記号=等号とうごうといいます。そして等号を使って表された式を等式とうしきといいます。

不等式

少し変わった式を考えてみます。

「1個a円のリンゴ3こ買うと1000円でお釣りが来た」というのを式にするにはどうしたらいいでしょうか。

こんな時は大小を比較する記号<を使って、

     \begin{align*} 3a<1000 \end{align*}

と表します。こんな風に大きさの違う物を比べる記号<不等号ふとうごうといい、不等号を使って表された式を、不等式ふとうしきといいます。

不等号には記号<以外にも、

a<小なりbabより小さい(未満みまん

a>大なりbabより大きい

a\leqq小なりイコールbab以下

a\geqq大なりイコールbab以上

があります。

また、等式や不等式の等号や不等号の左側の式を左辺さへん、右側の式を右辺うへんといいます。

 

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