一次方程式
等式の仲間である方程式について考えていきたいと思います。
一次方程式
等式の中でも次のようなものがあります。
この式のように(このを変数という)という値のわからない文字を持った式をについての方程式といいます。
その方程式の中でも、上の式のように変数が1つだけで、その上に累乗が付いていないとき、この方程式を一次方程式といいます。
一次方程式の解
さて、上の式の左辺のに数字を入れていくと左辺の値はどう変わるでしょうか。
にを入れると(これをにを代入するという)の値はになります。を代入すると、を代入すると・・・とやっていくと下の表のようになります。
ここで注目してほしいのは赤で書いてある部分です。にを代入するとはになります。これは上の式の右辺のと同じになっています。このときこの式は成り立つといいます。また、それ以外の時は右辺のとは違う数になっているのでこの式は成り立たないといいます。
上のように一次方程式を成り立たせるの値を一次方程式の解といいます。